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あかつきに未来はあるか?(12/9)

金星周回軌道に乗れなかったリベンジを考えるとあかつきは運が悪い。
本来あかつきはM-Ⅴロケットで打ち上げられる予定だった。だから約500kgなんていう軽い探査機になっている。

しかし統合してJAXAになってしまった為に職人芸的ロケットのM-Ⅴは廃止になってしまった。お偉いさんたちが言うには「HⅡAロケットがあるじゃないか」なのだ。
例えて言うならばHⅡAは大型トレーラーでM-Ⅴは宅配便用トラックだと思う。
商用目的で多い太陽同期軌道や静止軌道に大型衛星を乗せるならHⅡAは最適だ。しかし研究目的で専用目的の変な軌道や惑星軌道に乗せるには融通が利かない。「かぐや」の時にあまりの融通の利かなさでISASがあきれたらしい。

近所に冷蔵庫運ぶのに大型トレーラーが必要か!?遠くにTV1台運ぶのに大型トレーラーが必要か!?(あくまでたとえ話)
独特の問題も多くあったが研究目的で使用する分には世界最高のカスタマイズロケットだった。7月に内之浦宇宙空間観測所の所長さんに直接聞いた話だと「何このギミックてんこ盛りのビックリドッキリロケット!?」ってのもあるんだが(^_^;)


「あかつき」をあきらめて「あかつき2」を作るのなら結構安くで出来るはずだ。衛星単価は・・・・50億円程度で余裕をもってつくれるんじゃないだろうか?「あかつき」のフライトモデルを作る前にいろいろ試作パーツがあるのでそれを使えばかなり安くで作り直せる。ASTRO-Eが軌道投入失敗した後に作った「すざく」ASTRO-E2はかなり安くで出来ている。
HⅡAが・・・・90億円くらいかな?SRB-Aが2機だけの202型だからHⅡシリーズ最安値ロケットでOKだ。

問題はJAXAにそれだけの金がないことだな(-_-;)
ISAS内の理学・工学の均等も崩れて理学一辺倒になってきているしねぇ(-_-;)
そうでなければこんなに簡単に「あかつき」がHⅡAで打ち上げられる事にはならなかった。糸川教授は草葉の陰で泣いて・・・・いないか。10年一区切りでさっさと縁切ったんだし。

「あかつき」での唯一の工学的試みがセラミックスラスタで今回のアレだからなぁ・・・

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